岩トレ at 藤坂ロックガーデン

藤坂ロックガーデンタイトル
7月半ばの三連休は、天候が荒れたために予定を断念した人が多かったはず。でもころぼっくる(自称)岩部は天気がやや回復した16日、岩トレのため藤坂ロックガーデンに向かった。筆者にとってはボルダリングを除いて「はじめての外岩」だ。
藤坂ロックガーデン縦藤坂ロックガーデンは、斎藤雅巳という方が個人で管理・整備されている、栃木県南部にある岩のゲレンデで、設定されたルートは47にもおよぶ。1000円の年間使用料?を斎藤氏に払ったところ、ルート図や解説、斎藤氏のプロフィールやこのゲレンデを作ったいきさつ等を書いたプリントをいただいた。
  →藤坂ロックガーデン:地図
マルチピッチの練習も可能なルートもあり、駐車場からすぐという便利さも手伝ってか、到着するとゲレンデはアルパインクライミングの愛好者で賑わっていた。ボルダリングと違って年齢層が高いのに驚いた。あちこちから落石がくるので、移動時も油断できない。
とりあえず「アイゼンロック」でウォーミングアップをしてから、他のパーティが使っていないルートを探して北壁へ向かう。
藤坂ロックガーデン4「残照」と題されたルートでは女性部員のA嬢が核心部をエイヤっと気迫で突破するのを見て、私もトップロープでチャレンジ。でもハングを避けたつもりが隣の「プレートテクトニクス」のルートに入ってしまい、かえって難しいルートになって立ち往生。あえなくテンションとなった。
他のメンバー達は次にその「プレートテクトニクス」を攻略しにかかり、何度かテンションを張りながらも研究してクリアしてしまった。この諦めない気持ちにはすごいなぁと思うばかり。
藤坂ロックガーデン3そうこうしている内に夕方になり、ボルダリングを少し楽しんでから帰った。
初めての外岩だったが、トップロープを張ってもらったため、危険・恐いと思うようなことはなかった。ただ、ここの岩は細かくて鋭角的な岩の集合体のような材質のため、指に切り傷を負ってしまった部員がいた。注意が必要だ。
帰りは本場の佐野ラーメン。おいしかった。

→ころぼっくる岩部:ボルダリング in 御岳渓谷
→ころぼっくるギャラリー「御岳ボルダー:溶けたソフトクリーム岩」

光る滝:大群沢(奥多摩)

沢登り:大群沢(奥多摩)2007.07.22
梅雨が明けず雨が降らなければ儲けものといった感じの天気の中、三頭山の南側にある大群沢を遡る。
確保されながらひとりずつ滝を登っていると、一瞬陽が射し、岩にぶつって屈折しながら落ちてくる水しぶきが稲妻のように光り輝いた。
これから登る緊張も忘れて、ハァーとみとれてしまった。
(yama)

ウルップソウ赤岳(八ヶ岳)にて

ゴマノハグサ科ウルップソウ属
2007.07.08
ウルップソウ(得撫草)
ゴマノハグサ科ウルップソウ属
赤岳(八ヶ岳)にて
急な尾根を登って、稜線の山小屋(赤岳展望荘)に着いて一服。
目の前に聳え立つ赤岳をゆっくり眺めながら、
ふと足元を見るとあちこちに水色のウルップソウが咲いていた。
北海道を除くと白馬岳周辺と八ヶ岳にしか咲かない珍しい高山植物とのこと。
(iino)

チョウノスケソウとオヤマノエンドウ(赤岳にて)

チョウノスケソウとオヤマノエンドウ
2007.07.08
赤岳(八ヶ岳)にて
赤岳山頂近くの稜線上、岩場のあちこちが、白と紺の可憐な花たちのパッチワークで彩られていた。
写真では、白はチョウノスケソウ、紺はオヤマノエンドウ。白がイワヒゲやハクサンイチゲのくみあわせも。
(iino)
赤岳稜線上のチョウノスケソウとオヤマノエンドウ
写真右は花が咲き乱れる登山道。(yama)

赤岳(八ヶ岳 ):稜線と雲

赤岳から横岳へと続く稜線
2007.07.08
赤岳にて
梅雨時の最中、天気予報からも展望は期待していなかったが、早朝に行者小屋から地蔵尾根を登り稜線に出ると、幸運なことに真っ青な空が広がっていた。
赤岳の頂上へと向かう途中に来た道を振り向くと、
横岳、硫黄岳へと続く稜線に雲がすごい勢いでのしかかって来ていた。
ついさっき休憩した赤岳天望荘が小さく見える。
(yama)

ミヤマキンポウゲと妙高

ミヤマキンポウゲと妙高
[火打山の高山植物3]
2007.07.01
キヌガサソウ・アップ火打山ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
キンポウゲ科
火打山の稜線では、明るい黄色の花を咲かせたミヤマキンポウゲが登山道の脇に並び、登山者を頂上へ誘ってくれる。
振り返ればハイマツ帯の下に天狗の庭、高谷池ヒュッテと来た道が連なり、その先にはプリン形の妙高山がどっしり聳えていた。
(yama)

ハクサンコザクラと火打山

ハクサンコザクラと火打山
[火打山の高山植物2]
2007.07.01
ハクサンコザクラと火打山(天狗の庭にて)
ハクサンコザクラ クローズアップ 火打山にてハクサンコザクラ(白山小桜)
サクラソウ科サクラソウ属
一面のハクサンコザクラの群生、その向こうに岩の庭園と申し分ないバランスの火打山。
「誰がこんな景色をつくったんだろうね」「やっぱ天狗でしょ」と会話しながら木道を歩く。
(yama)

雷鳥(火打山にて)

雷鳥 火打山にて
20007.07.01
雷鳥の雄(火打山にて)
早朝に火打山の頂上を踏み、残雪と泥を交互に踏みながら下山する途中で、雷鳥のつがいに遭遇した。
雌は一心不乱に木の新芽を食み、雄はのんびりしている。
この後雌は残雪の上に出てきて、白い羽を広げ飛び去って行った。
(baoo)