ころぼっくる沢部:奥多摩-逆川にて沢入門

ウスバ林道下の10m滝2007/6
そろそろ暑くなってきて、沢登りが楽しい季節。ころぼっくるの会員には、個人山行として沢登りを楽しむメンバーが少なからず在籍していて、自称「沢部」が結成されている。(その多くは「岩部」とダブっている…)
今回は私を含む沢登り初体験の女性2名が参加する入門企画として、奥多摩の逆川を遡行した。
逆川:ビレイたとえ初心者といえども沢に入れば自己責任。ヘルメットとハーネスは沢部の他の方からお借りして、沢靴、膝あて付きの沢用スパッツや手袋、防水パックなど、それなりの装備(というか防具?)を購入して準備万端。
ゲストメンバーを含め総勢8名は、2パーティに分かれて進む。
入渓地点から少し歩くと、間もなく2段の滝に直面。上段の入門編とは思えない迫力に思わず「あはは、これ登るの?」と他人事のような笑いが…。
逆川:最初の滝上段を登るとはいえ、トップのT氏がしっかり確保してくださるので、トライしてみたら以外に登れるもんだなぁという印象。全身ずぶぬれになるなんて、普通の山登りでは考えられないけれど、天気に恵まれたせいか、少なくとも行動しているときは全く寒くない。
その後は比較的こぶりな滝をいくつも越えて徐々に登って行くが、全く歯が立たずにロープで引き上げてもらった他力本願の滝もあり、自力で登れてしまう人たちの姿にひたすら感心する。
それにしても、目の前に広がる渓谷美に吸い込まれるように、奔流の真っ只中を登っていくのは、なんて愉快なんだろう。真剣に水の中のホールドやスタンスを探しながらも、楽しさがこみ上げてくる。
なんてゴキゲンになっていたら、丸太がズルっと滑って転倒。木に頭がぶつかったけどヘルメットのお陰で助かった。少し腰を打ったかと思ったが大したことはなくてよかったホッ。気をひきしめてかからねば。
逆川:へつりなど沢登り初体験としてはちょっと長いルートだったのか、結構のぼったと思ったのに遡行図をみるとまだまだだ。
後半は体力の温存をはかって、難しいへつりや無理目の滝は巻き、イケそうなのだけ直登するなど、自分なりのペース配分を考えて行動した。
それでもウスバ林道下の10m滝はチャレンジ。見た目がコワい割にはホールドやスタンスがこまめにあって、以外と難儀しなかった。でも「落ちたら怪我するかも」という緊張感の中で、時が止まったような感じがした。この感覚、癖になるかも…
時間が押したため、帰りはウスバ林道から川乗山登山道を歩いて下山した。
危険と隣りあわせだけど、楽しさもいっぱいの沢登り。確保やセルフレスキューの技術をしっかり身に着けて、これからも続けて行きたい。
登山ハイキングのサークルころぼっくるの沢部             ころぼっくる沢部

→ころぼっくるギャラリー「沢登りをエンジョイ-逆川(奥多摩)

テレマークスキー:八甲田山にて

2007/5/4-5
八甲田                南八甲田のなだらかな斜面を登る。↑
テレマークスキーは滑るだけではなく、こうやってバックカントリーを登って滑って、いろんなところへ歩いていけるのが楽しみのひとつ。
ころぼっくる個人山行:テレマークスキーouchi青空をバックに広大な斜面を滑るのは気分がいい!遠く八甲田まで足を延ばした甲斐がある。

ころぼっくる個人山行:テレマークスキーお嬢横みんなもご機嫌な表情で華麗な滑りを見せてくれる。春のザラメ雪は滑りやすいねー。
テレマークスキー:シールの張替え登るにはスキー板にシールを張らないとね。
ブナ林を縫うように滑るツリーランもまた楽しい。でも木に激突しないように気をつけないと。。。
ランチ明るいブナ林の中でティータイム

→ころぼっくるギャラリー「八甲田山にてテレマークスキー」

巻機山から牛が岳へ:雲海へ

巻機山から牛ヶ岳:雲海へ
2007.06.03
割引山に登ってから巻機山本峰を経て、池塘の傍らの木道の稜線を東へ進むと、行く手には一面に雲海が広がっていた。
牛ヶ岳方面へ道がカーブすると、みんな朝の光の中で雲海にダイブするかのように消えて行く。
(yama)

巻機山:避難小屋を見下ろす

巻機山:避難小屋を見下ろす2007.06.03
巻機山:避難小屋から巻機本峰へ向かう道より。
驚くほど綺麗だった素晴らしい避難小屋で一泊。シュラフ等の荷物を置いてサブザックで巻機本峰、割引山、牛ヶ岳への朝の散策へ繰り出した。
途中避難小屋を見下ろすと、苗場山や谷川連邦が淡いピンクに染まっていた。
避難小屋の背後には、雲海が迫ってきている。
(yama)