2019/8/2 神威岳(北海道300名山その1)

ころぼっくる会員3人で北海道の日高地方と北大雪,東大雪の300名山に登ってきました.その1つ目は日高の神威岳.
浦川の町から,途中から砂利道の林道を2時間ほど行くと,無人の神威小屋があります.そこから山頂までは,沢歩き2時間+急登2時間ほどというのがガイドブック情報でした.が,実際には行きは6時間,帰りも5時間かかりました.慣れない沢歩きと,ササの葉につかまりながらの急登でヘロヘロでした.

神威小屋近くの川で釣った魚を塩焼きにして戴きました. おいしかった!

前半はこんな石だらけの沢歩きで苦戦,疲れたせいか帰りの方が大変でした.

神威岳山頂.味のある看板が迎えてくれました.

by iino

岩トレ at 藤坂ロックガーデン

藤坂ロックガーデンタイトル
7月半ばの三連休は、天候が荒れたために予定を断念した人が多かったはず。でもころぼっくる(自称)岩部は天気がやや回復した16日、岩トレのため藤坂ロックガーデンに向かった。筆者にとってはボルダリングを除いて「はじめての外岩」だ。
藤坂ロックガーデン縦藤坂ロックガーデンは、斎藤雅巳という方が個人で管理・整備されている、栃木県南部にある岩のゲレンデで、設定されたルートは47にもおよぶ。1000円の年間使用料?を斎藤氏に払ったところ、ルート図や解説、斎藤氏のプロフィールやこのゲレンデを作ったいきさつ等を書いたプリントをいただいた。
  →藤坂ロックガーデン:地図
マルチピッチの練習も可能なルートもあり、駐車場からすぐという便利さも手伝ってか、到着するとゲレンデはアルパインクライミングの愛好者で賑わっていた。ボルダリングと違って年齢層が高いのに驚いた。あちこちから落石がくるので、移動時も油断できない。
とりあえず「アイゼンロック」でウォーミングアップをしてから、他のパーティが使っていないルートを探して北壁へ向かう。
藤坂ロックガーデン4「残照」と題されたルートでは女性部員のA嬢が核心部をエイヤっと気迫で突破するのを見て、私もトップロープでチャレンジ。でもハングを避けたつもりが隣の「プレートテクトニクス」のルートに入ってしまい、かえって難しいルートになって立ち往生。あえなくテンションとなった。
他のメンバー達は次にその「プレートテクトニクス」を攻略しにかかり、何度かテンションを張りながらも研究してクリアしてしまった。この諦めない気持ちにはすごいなぁと思うばかり。
藤坂ロックガーデン3そうこうしている内に夕方になり、ボルダリングを少し楽しんでから帰った。
初めての外岩だったが、トップロープを張ってもらったため、危険・恐いと思うようなことはなかった。ただ、ここの岩は細かくて鋭角的な岩の集合体のような材質のため、指に切り傷を負ってしまった部員がいた。注意が必要だ。
帰りは本場の佐野ラーメン。おいしかった。

→ころぼっくる岩部:ボルダリング in 御岳渓谷
→ころぼっくるギャラリー「御岳ボルダー:溶けたソフトクリーム岩」

ころぼっくる沢部:奥多摩-逆川にて沢入門

ウスバ林道下の10m滝2007/6
そろそろ暑くなってきて、沢登りが楽しい季節。ころぼっくるの会員には、個人山行として沢登りを楽しむメンバーが少なからず在籍していて、自称「沢部」が結成されている。(その多くは「岩部」とダブっている…)
今回は私を含む沢登り初体験の女性2名が参加する入門企画として、奥多摩の逆川を遡行した。
逆川:ビレイたとえ初心者といえども沢に入れば自己責任。ヘルメットとハーネスは沢部の他の方からお借りして、沢靴、膝あて付きの沢用スパッツや手袋、防水パックなど、それなりの装備(というか防具?)を購入して準備万端。
ゲストメンバーを含め総勢8名は、2パーティに分かれて進む。
入渓地点から少し歩くと、間もなく2段の滝に直面。上段の入門編とは思えない迫力に思わず「あはは、これ登るの?」と他人事のような笑いが…。
逆川:最初の滝上段を登るとはいえ、トップのT氏がしっかり確保してくださるので、トライしてみたら以外に登れるもんだなぁという印象。全身ずぶぬれになるなんて、普通の山登りでは考えられないけれど、天気に恵まれたせいか、少なくとも行動しているときは全く寒くない。
その後は比較的こぶりな滝をいくつも越えて徐々に登って行くが、全く歯が立たずにロープで引き上げてもらった他力本願の滝もあり、自力で登れてしまう人たちの姿にひたすら感心する。
それにしても、目の前に広がる渓谷美に吸い込まれるように、奔流の真っ只中を登っていくのは、なんて愉快なんだろう。真剣に水の中のホールドやスタンスを探しながらも、楽しさがこみ上げてくる。
なんてゴキゲンになっていたら、丸太がズルっと滑って転倒。木に頭がぶつかったけどヘルメットのお陰で助かった。少し腰を打ったかと思ったが大したことはなくてよかったホッ。気をひきしめてかからねば。
逆川:へつりなど沢登り初体験としてはちょっと長いルートだったのか、結構のぼったと思ったのに遡行図をみるとまだまだだ。
後半は体力の温存をはかって、難しいへつりや無理目の滝は巻き、イケそうなのだけ直登するなど、自分なりのペース配分を考えて行動した。
それでもウスバ林道下の10m滝はチャレンジ。見た目がコワい割にはホールドやスタンスがこまめにあって、以外と難儀しなかった。でも「落ちたら怪我するかも」という緊張感の中で、時が止まったような感じがした。この感覚、癖になるかも…
時間が押したため、帰りはウスバ林道から川乗山登山道を歩いて下山した。
危険と隣りあわせだけど、楽しさもいっぱいの沢登り。確保やセルフレスキューの技術をしっかり身に着けて、これからも続けて行きたい。
登山ハイキングのサークルころぼっくるの沢部             ころぼっくる沢部

→ころぼっくるギャラリー「沢登りをエンジョイ-逆川(奥多摩)